お盆が終わり、暑い中にも秋の気配を感じることが増えてきた。
頬を撫でる風、茜色に染まる雲、涼し気な虫の声、するりと夏の空気に寂しさが入り込む。
一年で一番情熱的な季節が去ろうとしている。
移ろいゆく季節の中で、今年の夏は僕の中でひときわ輝いている。
いろんな場所に出かけた。
一人旅に慣れきっていた自分にとって、
誰かと思い出を積み重ねることは新鮮で、そしてかけがえのない体験となった。
アルバムを見返すと、笑顔と愛おしさが溢れている。
次はどこに行こうか。なにをしようか。
そんな話をする時間が楽しくて仕方がない。
たくさんの幸せをありがとう。