田んぼの畔に生えていたアザミ。
園芸品種の苗を買って庭に植えてみたのだが、残念がら定着しなかった。
近所ではよく見かけるので、土が合わなかったのかもしれない。
自宅の庭は山砂がベースで、水はけが良い。良すぎる。
毎年有機物をすき込んで入るのだが、なかなかふっくらとした土にならない。
根腐れの心配が薄いのはいいことだが、
風が強いことも相まって植物にとっては水分不足になりやすい。
庭造りは土作りと言うが、ここ数年で身にしみてわかってきた。
逆に土さえ出来ていれば手入れが適当でもそれなりに育つ。
そういうわけで、我が家の庭は乾燥を好むタイプの宿根草と相性がいいらしい。
放っておいても毎年立派な花を咲かせてくれる。
これは人間にも同じことが言えるのではないだろうか。
その人に合った場所に根を下ろすこと。それが幸福への近道なのかもしれない。
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